株式会社GSユアサ
人事ブログ

鉛蓄電池の設計・開発 福田さん(GSユアサ社員紹介52)

皆さんこんにちは!
GSユアサ採用事務局です。

さて、今回も社員紹介です!
鉛蓄電池の設計・開発のお仕事について、福田さんに紹介してもらいました(^^)



1.私の仕事

私は自動車電池事業部の技術部に所属しており、国内向けの自動車用鉛蓄電池の設計・開発を主に取り組んでいます。電池の設計開発では電池の中身の設計はもちろんですが、その電池に付属しているラベルや取扱説明書、個装箱など全てに関わっています。それらを進める中で、営業企画部と設計コンセプトのやり取りをしたり、生産管理部・調達部・製造部など多くの部門と部材入手や試作・試験調整、生産の日程調整などを行ったりしながら、発売までに電池を仕上げる必要があります。

そのため、単に電池のみに関する専門知識だけではなく、1つ1つの部材に関する専門知識や他部門の仕事内容の理解といった幅広い知識や視野が必要になります。大変なことも多いですが、モノづくりにおける全ての工程が見えやすいので、とても勉強になっています。

また、電池の設計はやりがいのある仕事だと思っています。まだまだ分からないことも多いですが、製品のちょっとしたでっぱりや溝、変わった形状や寸法など1つ1つが何かしらの意味を持っていて、ちょっとした差で製品の性能や強度、作りやすさ、品質の良さなどにつながっているため、過去に設計されたものには日々驚かされることが多いです。現在の仕事を通じて、世の中にあるものの多くは、何かしらの意味をもってデザインされているんだなと感じるようになりました。


2.GSユアサを選んだ理由

私がこの会社を選んだ理由は、自分の「興味・関心」と「会社の雰囲気や環境」の2点です。

1つ目の「興味・関心」ですが、大学の研究室では風力発電機の雷対策や自動車の非接触充電など、電力を安全に確保する、損失を少なくするといった研究が多かったため、エネルギーに関して興味関心が段々と湧くようになりました。そして就職活動中に様々な企業の話を聞いた中で、電池はエネルギーを考えるうえで必要不可欠なものだと感じ、非常に興味が湧いたことが1つのきっかけです。

2つ目の「会社の雰囲気や環境」ですが、雰囲気については先輩社員との交流や、面接時に会った人事の方や技術職の方の雰囲気から、他の会社に比べて、人柄が良いと感じました。また環境については、社員の方の生の声や、健康経営優良法人やプラチナくるみんの認定、有給取得率の高さ、立地などから働きやすそうな環境だと判断しました。実際に私の所属する部署では休みなどの調整がしやすく、働く日と休む日のバランスを取って、プライベートの時間を確保できているので満足しています。


3.仕事で印象に残っているエピソード

仕事で印象に残っているエピソードは、国内向けの新しい自動車用電池の設計開発を初めて担当したことです。今の職場に3年目の時に異動し、新製品の立上げを行いました。右も左も分からない状態で、電池の試作評価から、電池のラベル、取扱説明書、箱、生産拠点の調整など、上司や多くの人に協力してもらいながら何とか電池の販売まで進めることができました。その案件が終わったときには、まだ何も実感がありませんでしたが、店頭で自分の関わった製品が並んでいる光景を見て、初めて肩の荷がおりて製品が出来上がったと実感しました。自分の関わった製品が世に出ることは初めての経験だったので、印象に残っています。店頭に自分の関わった製品が並んでいる光景を見ると、嬉しいような、誇らしいような気持ちになります。


4.学生の皆さんへメッセージ

就職活動は慣れないことも多く、プレッシャーもあり、大変だと思いますが、今まで自分がやってきたことを振り返る良い機会だと思います。意外と自分のことを知っているようで知らなかったりすると思います。自己分析をしっかりと行い、自分のやりたいこと、譲れないことなど自分の軸となることを見つけて、自分にマッチする企業を見つけてください。

就職活動中には1人で悩み続けるより家族や友人、先輩など、色々な人に相談したり話を聞いたりしてみることがおすすめです。誰かと話すことで考えが整理されたり、気持ちが楽になったります。また、人それぞれの価値観の違いに気づいて、自分の価値観が見えてきたりします。就職活動だけの生活にならないように、普段の生活も大事にしながら頑張ってください。このブログが、少しでも皆さんの参考になれば幸いです。


福田さんありがとうございました!

※次回は4月7日(金)に更新予定です。


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