自動車電池の品質保証 中澤さん（ＧＳユアサ社員紹介45）
皆さんこんにちは！
GSユアサ採用事務局の辰巳です。
今回は社員紹介です！
自動車電池事業部の品質保証のお仕事について、中澤さんに紹介してもらいました♪
１．私の仕事
私は自動車（バイク、農機、建機等を含む）用鉛蓄電池の品質保証部に所属しており、製品の設計審査から自動車メーカーへ納入した製品の品質に関する対応まで幅広い業務に携わっています。
設計審査では、設計内容や試作品・量産試作品の試験結果に問題がないかを確認し、製品として市場に出荷できるかどうかを審査します。
品質保証部の仕事は他にも、「市場返却電池の調査」や「自社工場に対する監査」があります。
「市場返却電池の調査」では、市場で”バッテリー上がり”等が起こった際に、自動車メーカーから電池の状態について調査依頼を受けます。返却された電池に対して性能試験や解体調査を行うことで劣化状態を調査し、実際にどのような使われ方をしたのかを推定した上で、結果を報告します。
「自社工場に対する監査」では、工場の管理体制を社内ルールと照らし合わせて評価を行い、改善が必要な点がないかをチェックします。監査は、国内拠点だけでなく、海外拠点に対しても実施しています。私の場合は、入社後の4年間で国内：4拠点、海外：3拠点（インドネシア、台湾、マレーシア）に対して監査を実施しました。監査の際に重要なことは、悪い点だけではなく他の拠点にはないような良い点を見つける事です。そうすることで、良い事例を他の拠点に展開することができ、全社的なレベルアップを図ることができます。
GSユアサは「品質重視」を経営の基本としており、品質保証部の仕事は責任が大きく重要です。不具合が発生した時の迅速な対応も当然必要ですが、不具合を発生させないような仕組みづくり（未然防止活動）がとても重要です。
２．GSユアサを選んだ理由
私は機械系出身で、大学では流体工学に関する研究をしていました。
そのため、就職活動をしていた頃は電池に関する知識も少なく、漠然と自動車関係の仕事に就きたいという程度でした。その様な状況下で、企業の合同説明会に参加した際に、近年増加しているアイドリングストップ車用の電池や、欧州統一規格（EN）に適合した電池、またバイク用電池などの多種多様な電池を開発していることに技術力の高さを感じ、GSユアサに興味を持ちました。それからは、OB訪問やインターンシップに積極的に参加することで、先輩社員の職場環境や仕事内容を知る事ができました。
当時のインターンシップでは、自動車用鉛蓄電池の品質管理に関する話を聞きました。
電池の検査や工程内の変化点管理など、品質を維持・向上するための活動について詳しく知り、メーカーにとっての”品質”の重要性を学ぶことができました。
このような経験を通して、私はより一層GSユアサで働きたいと思うようになりました。
3．GSユアサの好きなところ
GSユアサの好きなところは、「人材育成に力を入れているところ」や「変化を前向きに捉えて新しいことにチャレンジしているところ」です。
「人材育成に力を入れている」と感じた理由は、入社直後は電池の知識や仕事の進め方がわからなかった私ですが、上司や先輩社員が丁寧にサポートしてくれるので、仕事の目的やそれを達成するために必要な対応などを理解しながら働くことができているからです。また、社内講習のなかで「品質管理の手法」など、自分が身に付けたいスキルを選択して学ぶことができるので、非常に恵まれた環境だと感じています。
「変化を前向きに捉えて新しいことにチャレンジしている」と感じた理由は、業務効率化を目的にデータベースの作成を検討していた際に、関係部門の方々が積極的に協力してくれたおかげで新たな仕組みを構築できた経験があるからです。
また、世間では働き方の見直しや改革などが話題になっていますが、昨今の新型コロナウィルスの影響もありGSユアサでも時差出勤やリモートワーク、WEB会議の運用が飛躍的に進められています。
4．学生へのメッセージ
就職活動の進め方は人それぞれだと思いますが、インターネットで情報を集めるだけではなく、工場見学や説明会、OB訪問などを通して実際に働いている人に職場環境や仕事内容を聞くことをオススメします。
良い意味でも悪い意味でも、自分のイメージした仕事内容とのギャップを感じることができると思います。
また、就職活動中は貴重な経験ができる特別な期間です。既に勤めたい企業を決めている人も、同業他社のイベントに参加することでより一層企業の特徴を掴むことができるかもしれません。
中澤さんありがとうございました^^
※次回は5月7日（金）に更新予定です。
(4月29日〜5月5日まで長期休暇のため、来週の人事ブログはお休みです。)
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