株式会社GSユアサ
人事ブログ
■2013-05-31
酸素センサ・水素ガス発生装置の生産管理 松尾さん(GSユアサ社員紹介24)


こんにちは。GSユアサ人事部新卒採用担当の吉田です。

本日は社員紹介24回目!
今回は、入社5年目、特機本部の生産管理で活躍している、松尾さんにインタビューしました!!!


1. 私の仕事

私は、特機本部という、GSユアサが長年培った電池・電源の技術を応用した機器を扱っている部署にいます。
その部署で、「酸素センサ」や「水素ガス発生装置」の生産管理業務を担当しています。

具体的な業務は、大きく分けると3つあります。
まず1つ目は、部品の調達です。
営業がお客様から受ける注文の状況に応じて、サプライヤーへ部品の発注や価格交渉・納期調整を行います。
通常、受注状況は、営業がお客様からいただいた注文書の内容が社内データベースに打ち込まれて初めて把握できます。
お客様のご要望や受注の見込み情報を得るため必要に応じて、営業とはメールや電話対応を通じて、密なコミュニケーションを取り合っています。
そうして得た情報を踏まえて、サプライヤーへの発注量や納期を調整しています。

2つ目は、工場に対しての生産指示と生産から出荷までの管理です。
営業からの注文連絡があった後、工場に製品の生産依頼をします。
また、生産を依頼した後も、期日通り製品ができているかものづくりの工程を日々チェックします。
生産現場である工場は受注した機種や数量により日々流動するものなので、現場を把握して適切な対応を取り、毎日同じ納期・品質でお客様の満足を得られるものづくりを続けられるようにする必要があります。
もっともダメな例は、ラインが止まって製品生産がストップすることですね。
そういった事態に陥らない様、現場・現物・現実(3現主義)に基づいて判断するように心がけて仕事にあたっています。

3つ目は、在庫資材の管理です。
部材は、なさすぎるとものづくりができませんが、ありすぎてもムダなコストになります。
そのため、在庫資材の管理はとても重要で、データでの管理はもちろん経験も必要になってくる生産管理の腕の見せ所です。
(インタビュー中、松尾さんは、「ボールペンはキャップがなくても字は書けるが、完成した製品としてお客様にお買い上げ頂けない。したがって、ペンだけの管理をするのではなくキャップや梱包資材などの部品すべてに目を配って管理する必要がある。」といった例で生産管理の仕事について教えてくれました!)

現在の目標は、2つあります。
1つ目は、海外の調達先の開拓です。
元々特機本部は海外のサプライヤーとは取引が多いのですが、今後さらに拡大させるため、今も準備を進めています。
今後、取引が未だない、新しい国で、新しいもの(製品・部品)を調達できるようにしたいですね。
そのためには、グローバルに活躍できる能力が必要になると実感しています。
今取引をしている国に関しても、現地特有の商習慣・文化やインフラ状況に違いはあります。
安価で品質の良いものは作れるけれども、短時間でものを運べる道路がないとか、急に停電するのでものが作れないとか、本当に国々によって状況が異なります。
国々に応じた仕事の進め方や、実際に現地に行って情勢を把握できる能力を身に着け、さらにグローバルに活躍したいですね。

もう1つの目標は、管理業務の効率化です。
ムダを省き高精度な生産管理を行うため、ものづくりに関する知識を増やすことはもちろんのこと、工場やサプライヤーとの密接なコミュニケーションは欠かせません。
経験をさらに積み、より効率化が図れるよう、がんばりたいと思っています!!!

2. 仕事の自慢・誇れるところや好きなところ

仕事で好きなところは、ものづくりに密接にかかわれることです。
私は文系の出身で、ものづくりや技術についての知識は入社時、皆無に等しかったのですが、上司・先輩よりご指導いただくことで、適切な生産管理業務を行うことができています。
元々何もわからなかったはずなのに、今では自分が手配することでものが作られている。
そして、自分の指示があることによって、工場で複雑な製品が完成し、お客様に届くという、ものづくりが成り立っている。
こういったことの一つ一つに、とても達成感があります。

実際に、入社前の2月に配属先通知メールがきた時は、
「生産管理って文系にできる職種だっけ?」
と難しそうな仕事だと思いました。
入社当時は、大変な職場に入ったと感じたのですが、入社後の研修や、配属先での親身なサポートがあったおかげで必要な知識が徐々に身につき、今では仕事がうまく回るようになってきました。

3. GSユアサを選んだ理由

もともと、社会インフラを支えるメーカーを中心に就職活動をしていました。
そんな中、高い技術力で社会に貢献できる仕事がしたいという想いで、GSユアサを志望しました。
最終的には、選考を通じて出会った社員の方々のお人柄に触れ、この会社であれば自分自身が成長しながら会社とひいては社会全体に貢献していけると感じ、就職することにしました。
実際に入社後、上司・先輩から温かいご指導を受け、日々成長を実感しながら働くことができています。

4. メッセージ

学生時代は、様々な人々や学問と出会い、経験をすることでその後の人生を豊かにできるかけがえのない時間です。
国や文化を超えて多様な価値観に触れる中で、社会全体のことや、自分はこれからどのような人生を歩んでいきたいのか?といったことを考えながら、日々の大学生活や就職活動に臨んでみてください。

GSユアサは自分自身の成長を実感しながら、世界に広く貢献できる働き甲斐のある会社です。
皆さんと一緒に働けることを楽しみにしています。


松尾さんは、旅行が好きで、年に数回は旅に出られているそうです。(写真は、インドネシアで撮ったものだそうです!※左から1人目が松尾さん)
仕事でも、国内のみならず、ドイツやアジア各国など海外出張もされているとのこと。

※次回は6月14日(金)に掲載予定です。

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