株式会社GSユアサ
人事ブログ
■2010-12-10
GSユアサの技術力

こんにちは。GSユアサ人事部新卒採用担当の吉田です。
12月も中旬に入り、寒さも本格的になってきましたね!

さて、今回はGSユアサが誇る製品のひとつをご紹介します。かなりレアです!

最近説明会で、「しんかい 6500の電池はどんなものですか?」とよく質問されます。
しんかい 6500は日本が世界に誇る有人の深海調査船で、地震や津波・火山活動・地滑り等による生々しい地殻変動の調査や、ガスハイドレートの実験など、深海で発生しているさまざまな変動現象の新発見をし、日本の深海研究を推進するうえで大きな役割を担っています。

1989年8月、6527メートルの深さまで潜った記録は、有人潜水調査船の世界記録となっています。
こんな6500メートルも潜る深海調査艇の動力源として大型リチウムイオン電池が現在搭載されていることに驚く方が多いです!

このしんかい 6500用の電池には特別な工夫が施され、非常に高い水圧に耐えられるようになっています。
1つの電池の内部にも、その電池を組み合わせた組電池の内部にも圧縮・収縮できる機能がついていて、水圧の影響をカバーしています。

その他にも、しんかい 6500用の電池には、電池1つ1つを電子回路で監視し充電をしたり、ブレーカー機能を搭載したりなど、有人だからこそ安全第一を考えた技術が数多く組み込まれています。

そして現在、しんかい 6500用の電池はその高い技術力が評価され、GSユアサが唯一供給しています。

GSユアサは100年近くの長い歴史の中でこのような技術力を培い、お客様との信頼性を築いています。
この他にもGSユアサは近年、ロケット・人口衛星、民間旅客機、そして、電車など、多彩なフィールドへ大型リチウムイオン電池を供給し始めています。
しんかい 6500用電池のような面白い技術を用いた製品がGSユアサにはまだまだあります。ぜひ注目してください☆(詳しくはHPを!)

※次回は12月24日(金)に掲載予定です。

ブログトップへ2010年以降の記事一覧へ

社員紹介一覧
採用サイトトップへ
募集要項へ


(C)GS Yuasa International Ltd.