株式会社GSユアサ
人事ブログ
■2013-08-23
危険体感室 見学レポ(GSユアサ現場レポート2)


(Vベルト巻き込まれ安全体感装置 実演の様子)


(荷物持ち上げ時 体勢別負荷体験の様子)
※各ダンボールの中には、様々な形の重りが入っていました


(高圧力安全体感装置 実演の様子)

こんにちは。GSユアサ人事部新卒採用担当の吉田です。

セミの鳴き声も徐々に止み始め、季節が夏から秋に移り始めましたね!
学生の皆さんはまだまだ夏休み真っ盛りでしょうか??

さて今回は、GSユアサ現場レポート 第2回目をお届けします!!!
第2回目は、「GSユアサ危険体感室」の見学レポートです。
「GSユアサ危険体感室」とは今年新たにGSユアサ京都本社内に設置された部屋のことで、ここでは、現場での災害・事故を撲滅するため、実際に現場で使用されている装置等を用いて、挟まれ・巻き込まれなどの怖さを体感することができます!
今回は、人事部安全衛生グループの深野リーダーに案内いただきながら、実際に危険を体感してきました。

まず始めに、プレゼンテーションで各体感装置についての説明を受けたあと、実際に各体感装置を用いて、危険を体感しました。
ピストン挟まれ安全体感装置、Vベルト巻き込まれ安全体感装置(写真参照)、卓上ボール盤巻き込まれ安全体感装置、回転体巻き込まれ安全体感装置などでは、レプリカ等を用いて、どのような被害が出るのかを順に確認しました。
空き缶が瞬時にペチャンコに潰れたり、指に見立てた割り箸がバリバリとベルトに巻き込まれて割れたり、一見危なくなさそうに見える装置でも、指や腕が触れた瞬間に、簡単に大惨事に発展することが確認できました。
実際に目の当たりにすると、本当にリアルでヒヤリとします。

次に、日常生活の中でも起こりうる危険を、過電流・トラッキング安全体感装置、飛来・落下安全体感装置などを用いて体感しました。
コンセントのホコリから発生する火災や、液体の飛び散る範囲や方向、荷物を持ち上げる時の体勢別負荷のかかり方(写真参照)など、日常に潜んだ危険を体感することで、常日頃からの認識の甘さを痛感することができました。
(皆さんも、まさかの事態に陥る前に、安全・健康には十分気を付けて危険を防いでください!!!)

その後も、高圧力安全体感装置(写真参照)、溶剤爆発安全体感装置などを用いて、各職場で起こりうる大事故に繋がりかねない危険を体感し、ヒヤリとさせられました。
(色々とお伝えしたいのですが、長くなるので今回は割愛します)

最後は、指差し呼称安全体感装置を用いて、指差し呼称の重要性を教わりました。
皆さんも小学生の頃、横断歩道を渡る前には安全確認のために、
「渡る前には左右を指で確認して(できれば声も出しながら確認して)から渡りなさい」
と言われたかと思います。
実は、このように指を指しながら声を出す指差し呼称で確認をすると、指差し呼称をしなかった時に比べてミスが6分の1に減るとのデータが出ています。
そのため多くの製造業では、
「左よし、右よし、安全よし」
と指で確認をしながら作業をしています。

ちなみに、当社の指差し呼称安全体感装置は、縦横にビッシリとボタンが並んでおり、コンピュータが指定した場所を指で瞬時に押さえるゲーム機のような装置で面白かったです!
そして、指差し呼称をした場合、しなかった場合では正答率が変わっただけでなく、ボタンを押す時の安心感も異なった点は、体感してみて興味深かったです。


なお、説明してくださった深野リーダーは、連日のようにGSユアサ各部署に危険体感室説明をして忙しくされているとのこと。
(全従業員がこの部屋で体感してもらうには、毎日実施をしても約2年近くかかるそうです)
吉田が勝手に企んでいるのですが、少し落ち着かれたら、この人事ブログの社員紹介ページでもっと詳しいことを教えていただければと考えています☆

※次回は9月6日(金)に掲載予定です。

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