株式会社GSユアサ
人事ブログ
■2013-07-26
特機本部 工場レポ(GSユアサ現場レポート1)

こんにちは。GSユアサ人事部新卒採用担当の吉田です。

今回は、以前からご要望の多かった、GSユアサ現場レポート 第1回目をお届けします!!!
初回は「GSユアサ特機本部」の工場レポートです。
以前、特機本部の松尾さんにインタビュー依頼をした際、合わせて工場見学もお願いしたところ、部署から快く了承いただき、今回実現しました☆

1. 今回見学した工場

特機本部の製品を作っている工場は、国内外に複数箇所あります。
今回は、その中でもGSユアサ京都本社から最も近い、GSユアサのグループ会社である「鰍fSユアサ イノベーション」の工場を見学に行きました!



(株)GSユアサ イノベーションは、GSユアサ京都本社から車で10分弱のところにあり、その敷地内では、特機本部の製品の他、電源システムの基板などを作っています。
なお特機本部では、製品開発設計までを本部内で行い、生産をこの鰍fSユアサ イノベーションなどに委託しています。

2. 工場見学レポート

まず、"酸素センサ"の製造ラインを見学しました。
酸素センサとは、酸素濃度を測るセンサのことで、様々な環境下で酸欠防止や測定用として使われています。
今回初めて知ったのですが、実は酸素センサとは酸素を燃料とする電池のことで、酸素濃度に応じて流れる電流により酸素濃度を知ることができるとのこと!
そのため、製造ラインを詳しく見てみると、正極や負極、セパレータなど、電池の部品を組み合わせていました!
(構造的には、鉛蓄電池に近いとのこと。)


案内してくれた松尾さんによると、先日「ザ!鉄腕!DASH!!」(日本テレビ 毎週日曜夜7時00分〜7時58分放送)でTOKIOメンバーが干潟づくりをしている時に、水の中に溶けている酸素濃度を測る用途でもこの酸素センサ応用商品(溶存酸素センサ)が使われていたとのこと☆

続いて電動工具用の"リチウムイオン電池パック"の組立ラインを見学しました!
ここでは、リチウムイオン電池に当社で設計した保護回路などをつけ、電動工具に取り付けるパックの形になるまでの組立加工をしています。
なお、ここで製造しているリチウムイオン電池パックが付いた電動工具は、職人さんが用いるプロ用電動工具として使われることが多いとのこと。


「特機本部の技術者が考え出した技術が、何重にも組み込まれているんですよ!」
と教えてもらいました。

また、電動工具自体を作っている現場もありました。
当社は「遊星歯車の変速機構」という技術で特許を取得しており、業界では電動工具製造メーカーとしても有名で、様々なタイプの電動工具を製造しているとのこと。
組立は、完全な手作業。
油のにおいがほのかにする、作業机が並んでいるような所でした!!!
松尾さん曰く、
「電動工具の製造は職人芸で、一つ一つに手作りすることが必要」
だそうです。


次に、"デジカメ用充電器"の受入検査ラインを見学しました!
ここでは、中国で生産・輸入されたデジカメ用充電器1つ1つを開封し、色やキズ、ヘコミなどをチェックしています。
見慣れたデジカメ用充電器が何千個と積んであって、数の多さに驚きました!!!
1眼レフ用やコンパクトデジカメ用の充電器がここでチェックを受け、そのあと各カメラメーカーの製造ラインに搬送されます!

最後は、"水素ガス発生装置"の製造現場を見学しました。
この現場は特殊で、何だか実験室の様でした。
イオン交換膜という膜が水に浸けられて保存されていたり、流し台のような作業場があったりしました!
どのような製品か気になる方は、以下URLをご確認ください☆
http://tokki.gyid.gs-yuasa.com/products/ozone_03.php (GSユアサHP 酸素・水素・水素発生装置ページ※PC専用)

今回工場見学をして痛感したのですが、現場を見ると、
「ここで生まれた製品が世界各地へ運ばれ、使われている!」
という醍醐味が味わえ、ものづくりを実感できます!
これからも、可能な限り現場レポートをお送りしたいと思いますので、お楽しみに☆

※次回は8月9日(金)に掲載予定です。

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