株式会社GSユアサ
人事ブログ
■2012-04-20
鉛蓄電池の研究開発 河上さん(GSユアサ社員紹介16)


こんにちは。GSユアサ人事部新卒採用担当の吉田です。

最近GSユアサは、テレビのCS放送で中継しているF1レースの際、CM放映をしているので、学生の方から、
「CM見ました!とてもかっこよかったです!!!」
と言っていただけるようになりました☆
このCMはスマートフォンからも見られるので、興味のある方はぜひ見てくださいね!!!
http://www.gs-yuasa.com/jp/kigyo/gallery.html ←GSユアサ 広告宣伝ギャラリー)

実はGSユアサは、ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスチームのオフィシャルサプライヤーで、20年以上もの間、F1マシン専用バッテリーを開発・提供しています。
(F1好きの方は、前々から知ってくださっているかもしれませんね☆)
現在、GS YUASA×McLAREN スペシャルサイトも開設しているので、こちらもぜひご覧ください☆
http://www.gs-yuasa.com/jp/gsyuasa_mclaren/ ←GS YUASA×McLAREN スペシャルサイト)

さて、今回は入社2年目の河上さんにインタビューをしました!
河上さんはGSユアサで鉛蓄電池の研究開発をしています!!!


1. 私の仕事

私は、鉛蓄電池の新製品開発や、基礎研究に携わっています。
鉛蓄電池の使用用途は、自動車・バイクのエンジン始動用、バッテリーフォークリフト、非常用電源などの据置電池など多岐にわたります。
最近流行のアイドリングストップ車の進歩も、エンジンだけではなく搭載されるバッテリーの進歩の賜物です。
鉛蓄電池は発明されて現在まで約160年間使用され続け、その間ずっと研究開発がなされ進歩を続けていますが、今もなお未知な部分が多いという電池です。
こんな長い間使われ続け、世の中で最も生産され使用されているので、鉛蓄電池は、「king of battery」といっても過言ではありません。

入社から丸1年が経過しましたが、苦労した経験は未だあまりないですね。
モチベーションは常に100%を維持しています。
(人事部の教育・研修担当に、「ずっと100%というのはおかしい!」と言われたそうです☆>吉田)
実感としては、楽しすぎて120%くらいです。(笑)
課題としていただいたテーマから派生したテーマを自分で見つけて研究してみたら、周囲も支援してくれて調査が進んだり、勉強していた中で閃いた提案を部長にしたら、「やってみろ」と言っていただけて社外セミナーに参加させてもらったり。
仕事の課題テーマ以外にも、考えていた以上に自由に仕事をさせてもらっているので、本当にありがたいです。
もちろん、忙しくてしんどくなる時もありますが、こうした経験を積むことで、視野がどんどん広がっています!

あと、自分の使っている装置に不具合が見つかった時、生産技術部と解決方法を検討したことは、特に面白かったですね。
生産技術部の課長やリーダーなど上の役職の方々までも、「やってやろう」と積極的に提案してくださって、一緒に解決を図って、新しい装置の構想を取り入れて、まるで化学反応が起きたようでしたよ!!!
GSユアサは部署間の隔たりがなく、何かあったらすぐに会社の組織が連携して解決に動けると感じています。
動きやすいちょうど良いサイズの会社規模で、良い人材が揃っているんでしょうね。

現在、二次電池の世界は、激しい競争の世界にさらされています。
日本メーカーが、半導体や薄型テレビなどで世界に負けてきているといわれる中、ベンチマークとしての二次電池で日本が勝たないと、日本の製造業は本当に立ち行かなくなるのではないかという状況です。
私たちは、「品質」「技術力」「開発スピード」にしっかり注力し、開発を行っていかなければなりません。
どのような電池においても「GSユアサの電池が世界でNo.1」と言われ続けるように、最高の電池を世の中に提供し続ける、一流の研究者・エンジニアになることが私の目標です。

2. 仕事の自慢・誇れるところや好きなところ

研究開発の部署に所属しながら、ユーザーの声や製品の改善点、新規の製品開発まで、全体の流れを意識して仕事に打ち込めることが特に好きなところです。
研究開発という仕事を想像した時には、多くの学生が、実験室にこもったり、開発会議を行ったり、というイメージをしがちです。
私もそう思っていました。
しかし、実際に一番大切なのは「現場・現物・現実」で、製品の中身を知ることは当たり前で、その製品ができる過程やその先までを知っておかなくてはなりません。
特に私の所属する研究開発の部署がそれらを大切にしなければ、ニーズなどの種を製品にすることができないということになります。
この点は、学生の時には想像できなかった、良い意味でのイメージギャップでした。

3. GSユアサを選んだ理由

大学の学部学科選びの際、この世から電気だけはなくならないという考えで電気電子工学に進んだ経緯もあり、将来は、電気やエネルギーがキーワードになる仕事をしたいと考えていました。
就職活動をしている中で「電気にポータビリティーを与えることのできる部材=電池」に興味が出てきました。
また、世の中の流れとしてエコやスマートグリッドといったキーワードの説明には必ずと言っていいほど「電池」が出ていたり、研究開発に携わって製品や技術で世の中のために働きたい気持ちが強かったため、電池メーカーであるGSユアサを志望しました。

4. メッセージ

理系の学生の皆さんに対して、メッセージを1つ贈ります。
私は、「就職活動=研究活動」だと思っています。
これは研究室の教授からも言われてきたことですが、大学での専門の勉強や研究を一生懸命に頑張っていれば、内定は取れます。
あとは、自分の熱意や理念を形にできる会社を選んで、面接で気持ちを伝えることができれば、きっと大丈夫です。
同期を見ても、電池に携わった人ばかりではありませんでした。
GSユアサには、何かに没頭した経験がある人間、世界を変えてやろうという熱意を持っている人間が集まっています。

GSユアサは熱意を認められればチャンスを与えてくれる会社です。
本気で電池に興味があり、これからの日本や地球環境を支えたいと考えている方は、ぜひGSユアサで一緒に働きましょう!!!


河上さんは、フットサルチームを作り、月に1〜2回、他部署と交流試合をするなど、オン・オフともにアクティブに活躍しています☆

※次回は5月11日(金)に掲載予定です。

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