株式会社GSユアサ
人事ブログ
■2011-07-01
リチウムイオン電池の品質管理 野間さん(GSユアサ社員紹介13)


野間さん(右)と新入社員の上松さん(左)

こんにちは。GSユアサ人事部新卒採用担当の吉田です。

今回は社員紹介の13回目。
株式会社 リチウムエナジー ジャパン(三菱商事さん、三菱自動車工業さんと当社の合弁会社)で品質管理の仕事をしている野間さんにインタビューしました!!
野間さんは、吉田と同期、入社3年目です!!!


1. 私の仕事

私はリチウムイオン電池1つ1つを組み合わせた、組電池(モジュール)を造る工程の品質管理を担当しています。
リチウムイオン電池の品質管理は大きく分けて2つ、部品品質管理(部品が仕様を満たしているか、最終製品になる際に問題がないか等の管理)と工程品質管理(製品を造る工程で問題が発生した場合の不具合確認・改善)があり、私は主にモジュール工程の工程品質管理をしています。
元々入社1年目にモジュールの技術担当をしていたため、モジュールに関する知識を持っているので抜擢していただきました。

具体的な仕事についてですが、製造時に不良が出た際、その原因を速やかに特定し対策する必要があります。
製造時の条件確認や不具合の原因解明から始め、必要に応じて振動試験や安全試験などを行い、スペック通りの製品を製造できるように適切な処置をおこないます。
その場合でも、独自で判断するのではなく、技術部門や製造部門と話し合いながら、決定することが必要です。
そのため、人に話を聞くために社内を駆け回ることもあります!

また、モジュールは当社製品の最終形態のため、お客様に提出する書類やデータを私が作成する場合もあり、その際は特に責任感を感じますね。
なかなか責任のある仕事ですが、重要な仕事も任され張り切ってやっています!

2. 仕事の自慢・誇れるところや好きなところ

仕事で特に好きなところは、製品を製造する際の多くを見ることができるところです。
私のメイン業務はモジュール工程の品質管理ですが、単体の電池や電池の部品である極板の製造工程も見ています。
モジュール以外の工程に関して、まだ深くまで分かるようになっていませんが、工程を知っているだけでも、今後の糧として活用できると思っています。

なお、知識の幅は、1年目に技術部にいた時よりも広がっていることは実感しています。
品質管理を担っている今のうちに、色々な電池を見て、さらに知識を付けたいです。
また、自主的に勉強をして資格を取るなど、もっと様々な分野の知識も習得し、今後に繋げていきたいですね。

3. GSユアサを選んだ理由

高等専門学校時代、実習でバイクいじりなどをしていた時からGSユアサのことを知っていたので、就職活動時の企業探しの際、目に留まりました。
その後、GSユアサのパンフレットや指導していただいていた先生の影響で、志望度が高くなりました。
また、その頃はちょうどガソリンの価格が高くなっていた時期で、テレビでは電気自動車やそれに搭載される電池に関するニュースが流れていました。
元々、GSユアサは通常の自動車用電池のシェアも高かったですし、電気自動車用のリチウムイオン電池も手掛けようとしており、それらの点に期待して志望しました。

4. メッセージ

ぜひ学生生活を楽しんでください!
私は卒業旅行を多く計画したものの、結局1つしか行けませんでした。
それを今では少々後悔しています。
社会人になってからもGW、夏休み、年末年始といった長期休暇はありますが、それ以外では連休が学生時代よりも取りにくく、たとえ取れたとしても3連休などでは海外には行けません。
ですので、長期休暇が取れる学生生活に、たくさん旅行などをして楽しんでください!


野間さんは、
「電気自動車用電池の設計がしたい」
と思い入社した後、希望通り技術部に配属されましたが、
「もっとリチウムイオン電池の勉強がしたい」
と異動希望を出し、今は品質管理で知識を増やしているそうです。
そして、将来的には技術部に戻り、品質管理で得た知識を活かして新しい電池の設計に携わりたいそうです。

「もっと勉強したい!」
と頻繁に言うほど向上心があるので、吉田も野間さんと話していて面白く、前向きな姿勢に清々しさを感じています☆
「自分のスキルアップを会社の先輩が手助けしてくれています。」
と、周囲への感謝の気持ちも常に忘れていないところも好感が持てます。
なお、野間さんは仕事以外の野球やスキー、ボードなどにも積極的で、様々なことにチャレンジしています。
タフですね!!!

※次回は7月15日(金)に掲載予定です。(今月より、人事ブログは隔週更新に戻ります。)

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