株式会社GSユアサ
人事ブログ
■2011-04-08
照明システムの研究開発 片桐さん(GSユアサ社員紹介10)


こんにちは。GSユアサ人事部新卒採用担当の吉田です。

GSユアサでは、今週月曜日から推薦応募者の面接を開始しました。
自由応募者の面接は来週火曜日から開始する予定です。
ただし、震災の影響を考慮しながら慎重に選考を進めて参りますので、日程の変更や選考が長期間になる場合があることをご了承ください。

さて、今回は入社4年目の片桐さんにインタビューをしました!
片桐さんは照明システムの研究開発をしています!!!


1. 私の仕事

私は、一般的な照明用ランプではなく、インクの硬化や液晶基板の表面を洗浄させる効果のある紫外線を発生させるランプの研究開発を行っています。
この紫外線を発生させるランプは、最終的には工場設備として製品化され、印刷メーカーや液晶パネルメーカーなどで使用されます。
このように、間接的に皆さんに関わりのある製品の研究開発に携わっています。

具体的な研究方法は、例えばガラス管の筒の中にガスを入れて放電させ、「光がどれくらい出ているか」を、光の強さ・光量・電気特性などを確認しながら最適な条件を見つけるというものです。
ガスの入れ替えや気圧の変更など、微調節を繰り返して根気強く研究することが求められます。
また、取り扱っているランプは、月給で買うことができない程高額なもののため、試作の際はミスをしないように気を付けています。
ただし、ミスをして試作費用がかさんだことは結構ありますね。(苦笑)

この仕事の難しいところは、研究途中で疑問点が出てきた際に原因・原理が中々分からないこともあり、それを追究しなければ前に進めないところです。
製品は、最終的には工場設備になるので、電気だけではなく、化学、機械についての知識も必要です。
色々な分野の知識を習得していると多面的な見方ができるようになり、問題点の原因が明らかになる事があります。
私は、仕事をしながら、専門分野以外も勉強もしたいと思っています。
なお、このような技術的知見から、特許案を出していくことも私たちにとって重要なことです。

私は、製品を研究・開発する研究開発職ですが、生産のことも考えて仕事をしています。
「原価はいくらかかっているのか」
「製造しやすい製品かどうか」
など、いざ量産の際にも迅速に対応できる製品作りを心がけています。
指図書(製品を作る際に製造の方々が見るマニュアルみたいなもの)も私が作成をしています。

2. 仕事の自慢・誇れるところや好きなところ

誇れるところは、今やっている仕事が特殊で、他の企業があまりやっていないところです。
他に替えが効かないような、そういったものづくりに携わっている点は自慢ですね。
また、部署のみんなが優しく、部署の環境がとても良いところは好きです。
もちろん、実験がうまくいったり、原因理由がわかったりすると謎を解明した感じがして楽しいです。

3. GSユアサを選んだ理由

就職活動をするまではGSユアサを知りませんでした。
大学の合同企業説明会にGSユアサが説明に来ていて、そこであまり人が座っていなかったので、座ってみました。
すると、説明の中で、電池の他にも照明関係もあると教わり、色々なことをやっていてなおかつ自分が大学で行っていた研究内容にも合っているのでは、ということで入社することに決めました。

また、社員の雰囲気が良いところも当時の印象で残っています。
就職先を決める際は、社員の雰囲気ができれば楽しそうな会社が良いと思います。

4. メッセージ

就職難などいわれていますが、視野を広げれば自分に合った会社はどこかにあると思います。
まずは視野を広げてみてください。
私も今思えば、自分のしていた研究だけに絞るのではなく、業種や専攻の枠を超えても良かったと感じています。
自分自身が今まで培った能力は、必ず1分野だけでなくどこかで役立ちます。

あとは、以前インタビューを受けている社員も言っていますが、時間がある学生時代に、出来る限り遊んでください!!!
せっかくある時間がもったいないです。


片桐さんは、現在も時間の許す限り何にでもチャレンジしているとのこと。
また、
「先輩のようにバリバリ仕事がしたい!」
と仕事に対する意気込みも話してくれました。

※次回は4月15日(金)に掲載予定です。

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