株式会社GSユアサ
人事ブログ
■2011-01-28
リチウムイオン電池の開発 加藤さん(GSユアサ社員紹介3)


こんにちは。GSユアサ人事部新卒採用担当の吉田です。

今回は社員紹介の3回目。
株式会社 リチウムエナジー ジャパン(三菱商事さん、三菱自動車工業さんと当社の合弁会社)で機械系技術者として働いている加藤さんにインタビューしました!!
今回も前々回の北村さんと同じく、今後が期待される若手1年目です☆


1. 私の仕事

私の仕事は、大きく分けて2つあります。
現在、量産されているリチウムイオン電池LEV50(電気自動車i-MiEV用)の生産性向上と、新型リチウムイオン電池の開発です。

昨年から稼動した京都工場で、量産準備から安定稼動までを担当したのですが、色々と苦労しました。
具体的には工程内で量産時に発生する問題を解決するとともに、製造条件の最適化を行い、品質の向上を図るというものです。

取り掛かる前までは、すでに量産が始まっている草津工場(世界初の量産型電気自動車用リチウムイオン電池工場!)の立ち上げ時資料を参考に、同じ評価や条件で量産準備を行えば良いと考えていました。

ですが、通常、製造ラインは新しくなるほど品質向上や製造スピードアップのために、様々な工夫や改善がなされています。
なので、実際やってみると、なかなか同じようには行かず、解決には多くの試行錯誤が必要でした。

※問題や解決方法についてもお伝えしたいのですが、残念ながら秘密だそうです☆(吉田)

今は京都工場の量産準備が終わり、新型リチウムイオン電池の開発、具体的には、設計、試作、評価などが主な仕事です。
新型電池の製作は試作用設備で行います。その際の条件出しや、試作したサンプルの評価を行います。

リチウムイオン電池はエネルギー密度が高い商品です。
そのため、ショートした場合や、充電しすぎた場合の安全性を確保しておかなければなりません。

そこで必要となる構造設計や評価を行う際には、機械系の知識を活かせる場所があります。
まだまだ働き始めて数ヶ月なので、更に色々な経験を積んでいきたいです!

2. 仕事の自慢・誇れるところや好きなところ

大型リチウムイオン電池の量産は、世界でもまだ前例の少ない新しいことです。まだ基準がない部分もあります。
自分が考えた試験方法、評価方法がこれからのグローバルスタンダードになる可能性もあります。

先輩社員や上司の方のアドバイスをいただいて、最後はまわりの人を納得させて、自分の案を実行に移します。
自分で考えて、まわりを巻き込んで仕事ができるところが仕事の好きなところです。

社用車に電気自動車を買った際には、社員からデザインを募集するところもこの会社の好きなところです。

3. GSユアサを選んだ理由

私は車が好きで、車関係の仕事に興味がありました。
そんな中、これからの時代は電気自動車だと感じ、さらに「電池が車の性能を決める」と知りGSユアサに興味を持ちました。
GSユアサは複数社に電池を出荷している点が魅力的でした。

また、自動車関係の技術職は配属先が自然豊かなところが多いので、京都に行ってみようかなと考えました。
でも、気付いたら私の勤務地は滋賀だったんですけどね(笑)

4. メッセージ

学生のうちは長い休みを利用して海外(アジアより遠く)に行くといいと思います。私のお勧めはメキシコです。
社会人になると長期休暇があまりないので、ヨーロッパなどに行くのは難しいです。
ぜひ京都にも観光(or面接)に来てください。


加藤さんは時間がある時にはせっせと試作案を書いているようで、
「今、新しい試作案を考えています!! 電池業界の標準試験になる評価や試験を行っていきたい。」
と元気よくインタビューに応えてくれました。

就職活動中の皆さんへのメッセージをお願いした時は、
「就職活動よりも遊んでください。」
と、吉田を困らせる部分も。
自分を貫く面白いキャラクターの持ち主です。

※次回は2月4日(金)に掲載予定です。

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